辺戸岬の海は景観が素晴らしい!ワールドダイビングだからこそ可能な体験

辺戸岬の海があれほど美しいとは思っていませんでした。まさに美麗という表現がぴったりで、そこに根付いた生命たちが麗しさを感じさせる一面も持っていたように思われます。沖縄旅行で那覇市を観光してその日を迎えました。自分は沖縄の海が初体験だったので、子どものように無邪気に楽しみにしていました。

もちろん自然の厳しさは知っていますが、それよりも希望の方がはるかに大きかったのでしょう。この岬に関して話を聞いたことはありましたが、どのような場所なのか詳しく知っているわけではありません。それでも訪れたかったのは、ワールドダイビングの口コミを読んだからです。

辺戸岬ドーム「宜名真海底鍾乳洞」 – 恩納村ダイビング

ほとんどの人が満足しており、また訪れたいと書いていました。そこまで高評価なダイビングをあまり見たことがありません。ぜひ自分でも体験してみたいと思い、気付いたら申し込みを済ませていたというわけです。興味深いのはすべてのスタイルが、ドリフトダイビングである点です。

このような共通性が見られるのは珍しいかもしれません。ポイント名がどれもユニークで、早く泳いでみたいという気持ちが強くなりました。
ここを選んだ理由として、大きいのはダイバーが少ないことです。自分は昔から無人島が大好きで、そこから脱出する話に胸を躍らせたものです。

未開の地と聞くだけで、そこは自分にとってパラダイスのように考えてしまいます。つまり、ダイバーが少ない海は極上のダイビングスポットに他なりません。そう言われると、泳ぎにくいことや景観が悪いことをイメージする人もいるでしょう。そのようなデメリットはなく、あらゆる面で高水準だったことに驚きました。まさにロマンという表現が相応しく、神秘の大海原がそこには広がっていました。

地形の起伏がとにかくダイナミックで、自然の中にいることを痛感させられます。他のスポットで泳いだ経験がありますが、どれも人間に優しい環境だったと記憶しています。ここも人間に厳しいというわけではありませんが、自然のまま存在しているという雰囲気が強いです。

たとえば、海上に見えた断崖がそのまま海中にまで続いています。このような陸と海のコラボレーションが、当たり前のように存在していました。
さらに特筆すべき特徴として、潮の流れの速さが挙げられます。

これはドリフトダイビングで統一されている理由であり、他とは一味違った体験が可能です。体が自然と波に乗り、水と一体化したように戯れられます。そこに広がる景観は圧巻であり、グランドキャニオンを連想してしまいました。自分は海の中のものを外に例えることが好きではありません。

なぜなら、自分の知っている範疇に収めることが嫌だからです。しかし、眼前に広がる岩の連なりを見て、そう例えずにはいられませんでした。それだけ印象に深く刻まれ、世界的に名高いグランドキャニオンに匹敵すると確信を持っています。地形を楽しみたい人にとって最高のスポットと感じました。

海の青さが際立っており、どこまでも吸い込まれていくような気持ちになります。当時の様子をイメージしたところ、宇宙を飛んでいる感覚になったことを思い出しました。
普通の海では見られない生き物たちが多くいたことにも感動です。

特にインパクトを受けたのは、浅瀬で優雅に進んでいたアオウミガメです。ハワイでウミガメと一緒に泳いだ経験はありますが、日本ではそれほど立派なものは見られないと考えていました。その固定観念が払われただけでも、ここで泳いだ意味はあったように思われます。中性浮力に関するスキルがあったので、余裕を持って見られたことが幸運でした。

今後もドリフトダイビングを楽しめるように、このスキルを磨いておくつもりです。